エミホタルの里The village of Emifirefly

エミホタルの里

エミフル ホタルの里づくり

2013年より、エミフルMASAKIでは“エミフル「ホタルの里」づくり”に取り組んでおります。

住宅地の河川では絶滅の危機にあるホタルを、人工川に飛翔することで、
地域のお客さま・お子さまにホタルの生態を観察し学習する場を提供するとともに、
ホタルが継続して成育するために我々が何をすべきかを、お客さまとともに考えてまいりたいと思います。

ホタル(ゲンジボタル)の成長過程

2019年6月1日(土) 20:00~「エミホタルの里」にて観察イベントが行われました。

観察イベントには、たくさんのお客さまにお越しいただきました☆ありがとうございます。

ホタルは、暗くならないと光りません。「エミホタルの里」のホタルたちは、<エミグルメ>の店舗が営業時間の間(23時まで)明るいため、普段は営業終了後、照明が消えてから夜遅い時間に飛びはじめます。

観察会当日は、営業中の<エミグルメ>店外の明かりを観察会がはじまる約20分前からライトダウンしました。

まだ空が少し明るい時間から「エミホタルの里」には大勢の方が集まりはじめ、20時少し前にホタルの光を見つけたお客さまの歓声が起こりました。

光りながら飛ぶホタルのほとんどがオスの成虫で、暗い草むらにいるメスを探しながらプロポーズしているのです。
メスのほとんどは弱い光を発して草や木の葉の上でオスを待っています。

時間がたつにつれ、人工川の植物の葉や植え込みの中で光るホタルや、ゆっくり飛ぶホタル、木より高いところまで飛ぶホタルなど、たくさんのホタルを観察することができました。

「エミホタルの里」のホタルたちは、すぐ手が届くくらい近い距離で観察することができます。
手の上にホタルをのせて観察しているお子さんがたくさん見られました。お父さんの服の上に止まったまま、なかなか飛んでいかないホタルもいました。

20時45分まで、大変大勢の方にホタルを観察していただけました。

ホタルは成虫となってから10日~12日で一生を終えます。
パートナーが見つかったホタルは、水辺の岩や木などに生息しているコケに卵を産みます。

次の「エミホタル」たちの卵を残していってくれることでしょう。

2019年4月7日(日) 14:00~「エミホタルの里」にホタルの幼虫を放流しました。

ご参加いただいたお客さま ありがとうございました。

4月7日(日)桜が満開の頃、エミグルメ内にある人工川「エミホタルの里」に、ホタルの幼虫を放流しました。200名を越えるお客さまがご参加くださいました。ありがとうございました。

今年で7年目を迎える「ホタルの幼虫放流イベント」、今年も300匹の幼虫を新たに放流しました。小さい幼虫は、水中で2~3年かけて成長する個体もいるそうです。
「エミホタルの里」で冬を越した幼虫もいることでしょう。

成虫になれる大きさまで成長した幼虫は、4月上旬から中旬にかけて、雨か雨上がりの夜、暗くなると一斉に淡い光を放ちながら上陸し、土の中でおよそ1ヶ月で蛹になります。それから約10日間で羽化し成虫になります。

羽化した成虫は、しばらく土まゆの中で休み、その間に羽は黒く硬くなります。
そして3~4日後の夜、地上に這い出してきて大空へ飛び立ちます。

早ければ 5月下旬~「エミホタルの里」を飛び回り、きれいな明かりを灯してくれることでしょう。

6月1日(土)の夜に
「観察会」を予定しています。
ぜひ見に来てね♪

詳しくはこちら

お客さまへお願い

「エミホタルの里」には、ホタルの幼虫のエサとなる貝(巻貝やカワニナ)も生息しています。
川には、入らないように観察してくださいね。